2025年10月5日日曜日

移動困難者の足を守ろう 宮崎市で九州移送サービス交流会

4日、宮崎市総合福祉保健センターで「第7回九州地区移動サービスネットワーク交流会」がおこなわれ、移送サービスをおこなう福祉事業所や関係者、自治体関係者、地方議員など19団体40人が参加しました。主催は同交流会発起人会。

動画①
動画②

冒頭、中根裕・全国移動サービスネットワーク理事長が「自家用自動車活用をとりまく状況と課題そして方向性」と題して基調報告(動画①②をごらん下さい)。

次いで①宮崎市の西田勝博・訪問介護事業所わじむ所長(写真上)、②都城市の三原久子・訪問介護ステーションほのぼの所長の2氏が報告をおこないました。

また吉野小百合・宮崎市障がい福祉課長(写真上)は、9月に同市が創設した「福祉有償運送支援事業」の概要を説明しました。

意見交換では「福祉有償運送関係の書類が煩雑すぎる」「福祉有償運送の利用者をもっと軽度の要介護者や障害者にも許可してほしい」「許可・登録不要の移送サービスをおこなっているが経営としてはまったくなりたたない」など切実な声が参加者から出され、中根理事長がていねいに回答していました。

交流会の成功を受け、西田勝博・福祉有償運送宮崎市ネットワーク準備会世話人代表は、「福祉有償運送だけでなく、許可・登録不要移送の事業所からもさまざまな意見や要求が寄せられた。宮崎市でも継続して連携・共同して、改善に力をつくし、移動困難者が安心して外出できる宮崎をつくりたい」と語っていました。

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